SRBユニット用オープンカバー

COCベアリングは大変長持ちします。そのため屋外での使用では雨などでクロスロックのナットが錆びてしまう場合があります。

今回ご紹介する新鉄板オープンカバーとVリングシールは泥や水からベアリングを守ります。既存のエンドカバーに加えてこのような屋外の使用条件に対応します。

型成形のVリングゴムシールはシャフトに伸ばして押し込んで固定され、シャフトと一緒に回転します。シールリップはシャフトではなくカバーに接触します。そのためシャフトはシールリップによる摩耗はありません。

オープンカバーのシールリップが接触する場所はテーパー形状になっていて、ベアリングが調心してもいつも同圧で接触を維持します。

高速の使用条件でベアリングが非接触シールでオープンカバーを使う場合、シールとオープンカバーの間に隙間を設けてシールリップが接触しない様にします。Vリングシールはスリンガの様に追加の壁となります。

オープンカバーにはプラグ付きのドレン穴があって、非接触シールの使用条件ではプラグを外して侵入する水を排出できる様にします。

新オープンカバーは2022年3月から販売を開始する予定です。