レーザーマーキングされたCROSSLOC™の手順
CROSSLOC™の手順をナットにレーザーマーキングします。
CROSSLOC™ はキャップボルトを締め付けてロック、緩めて解除するだけの簡単な構造です。しかしながら、さらに間違がなく現場を安全にしたいと考えました。
この手順は数カ国語でハウジングのQRコードをスキャンして表示するページに追加します。
<代理店の技術サポート向けの情報>
このロックには2つのナットを使います。内側のナットはベアリングの内輪に連結し、外側のナットはアダプタスリーブに連結しています。この2つのナットは4本(6本)のキャップボルトで連結し、キャップボルトによって外側のナットとアダプタスリーブが引っ張られたり押されたりしてロックおよび解除が可能です。アダプタスリーブは引っ張ってロックなので、逆ネジのキャップボルトを使用し時計回りに回して引っ張り、反時計回りに回して押す、という構造になっています。キャップボルトを締め付けるとこの2つのナットの隙間が広くなってアダプタスリーブが外側に移動します。キャップボルトを緩めると隙間が狭くなってアダプタスリーブが内側に移動します。この時、外側のナットは内側のナットに並行に移動しないとキャップボルトが歪んで傷つく可能性があります。そのためにキャップボルトを対角に締め付けてそれを繰り返す必要があります。場合よってはすべてのキャップボルトを完全に締めるまで3−4回繰り返すことがあるかも知れませんが、これは車のホイール交換と同じ一般的な手順です。
CROSSLOC™のロックを解除する場合は、キャップボルトを緩めてから反時計回りに回す必要があります。逆ネジなので同じ左回転ですが、反時計回りに回して締め込んで下さい。まず、すべてのキャップボルトを緩めて下さい。それから外側のナットを押すことでアダプタスリーブを内輪から外します。キャップボルトを反時計回りに対角に回して行きロックが外れるまで繰り返します。 ロックする時と同様に外側のナットは平行に移動しないとなりません。
ロック
ロック解除状態
外側のナットは内側のナットに並行に移動